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オミクロン株急拡大で子どもへの影響は?家族でできること

オミクロン株による感染拡大が止まりません。
2022年1月19日現在、国内感染4万人超、2日連続で過去最多を更新しています。

あわせて東京都内では、現在ワクチンの接種対象となっていない小学生ら10歳未満の子どもの感染も急増。
感染者の中心は20~40代ですが、職場や会食などでの感染が家庭内に持ち込まれ、無症状の子供を介して学校や幼稚園などで広がっている可能性もあります。

小学校や子ども園でクラスターで発生しており、学級閉鎖や休校といった措置も避けられません。
オミクロン株の感染は無症状や軽症にとどまることも多いとされ、子供たちが気づかないまま学校で
感染を広げてしまう可能性もあるため、警戒を呼び掛けています。

子どもの重症化は?

大人に比べれば子どもは重症化しにくいと言われてきましたが、その傾向に変わりはないのでしょうか。

アメリカでは、最新の状況が分かってきました。
1日の新規感染者数が140万人を超え、過去最多を更新しましたが、感染者の増加にともなって、4歳以下の子どもの入院が増加していることが分かりました。

CDC(=疾病対策センター)によると、去年末から今月1日までの1週間で入院した0歳から4歳までの子どもは、10万人あたり5.3人にのぼりました。

これは、コロナの感染拡大が始まって以降最多で、1年前の3.3倍近くになっています。

ただし、現在では重症化する子どもは増えていないということですが、

今後は重症化する子供が出てくる恐れもあるとのことです。

家庭でできる感染症対策は?



感染が疑われる家族がいるときは?

★食事や寝る部屋を分けるようにします。
部屋を分けられないときは少なくとも2mの距離を保ったり、仕切りやカーテンなどを活用しましょう。

★お世話はできるだけ限られた人数で行いましょう。

★家庭内でもマスクを着用しましょう。

★早めにかかりつけ医等に相談しましょう。

子どもを守るためにも抗原検査キットで定期的な検査を

オミクロン株は、ヒトに感染しやすく発症が早い、症状は比較的軽いといった特徴が現在わかっています。
しかし、重症化しにくいからといって「感染しても問題ない」と安易に考えるのはとても危険です。

万が一感染が疑われる場合に、それが新型コロナウイルスによるものである可能性があるのかどうかを把握して、適切な行動につなげていくためのツールとして、セルフチェックができる抗原検査キットを活用しましょう。

いつでも検査できるよう、家庭内備蓄もおすすめです。

 

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