気温が下がる朝、寒さのせいか鼻水が出る…。喉にも不快感があるような…。
季節柄、このような風邪っぽい症状は誰にでもよくあることかもしれません。でも、オミクロン株が風邪症状と似ているという話を聞くようになると、軽く見過ごすわけにもいかなくなります。
そしてまもなくシーズンに入る花粉症も、同じような症状が出ることで知られています。今の自分の症状は新型コロナなのか、花粉症なのか。それとも普通の風邪なのか。今回は、それぞれの違いについて見ていきたいと思います。
新型コロナウイルスの症状としてあげられている、くしゃみや鼻水、のどの痛みというのは、実は風邪やインフルエンザ、花粉症でもみられる症状です。とくに今の季節は、どの疾患にかかってもおかしくない時期なので、このような症状が出ると、新型コロナウイルスに感染したのではないかと不安になってしまいますね。
新型コロナウイルスのワクチン接種が進んでいることもあり、症状が軽く済んでいるとなると、本当に見分けがつきにくくなります。新型コロナウイルスの症状として特徴的だった「味覚障害・嗅覚障害」も、花粉症で見られることもあるので決定打にはなりません。
以下のような症状は、新型コロナ、風邪、インフルエンザ、花粉症の、どの疾患にも共通してみられることがあります↓
症状だけで判断することはできませんが、ある程度の特徴を知っておくことで、行動の目安にはなります。病院での診察が必要なのか、自宅での療養、または薬での対処でいいのか。
ただ、迷った時や、いつもと違う気がする場合には、早めに病院を受診しましょう。
どの疾患も似ているところがありますが、花粉症の場合は、モーニングアタックと言って朝の症状が強く出る場合があります。普段からアレルギー性鼻炎などを罹患することが多い方は、その時の症状を考えて比較してみるといいかもしれません。
新型コロナウイルスのオミクロン株は、感染力の強さが特徴的だと言われています。万が一、今の気になる症状が新型コロナウイルス感染だった場合、むやみに出歩くと多くの人にうつしてしまう恐れもあります。
いつもの花粉症なら薬を飲めばいいけど、新型コロナに感染しているとしたら会社を休まなければいけない。
毎朝の検温と同じように、気になったときにすぐ確認できるよう検査キットを常備しておくと、感染拡大を抑えることができますね。抗原検査キット・唾液抗原検査キットは、その場ですぐ結果が見られるので、出社前や登校前、出張帰りなど、いつでもどこでも簡単に検査することができます。
病院に行くまでもないけど、念のため検査しておきたい…
そんな時にぜひお役立てください。