2月に入り、高齢者施設、保育園や寮など集団生活を送る施設で、ノロウイルスの集団感染が発生したというニュースを耳にします。集団感染を起こす理由の一つにノロウイルスの「空気感染」があります。空気感染と聞くと、感染を予防するのは難しそうに感じられますが、ノロウイルスの特徴をおさえることができれば効果的な対策が可能です。空気感染への対処法と、もう一度、ノロウィルスの感染経路と注意点をご紹介いたします。
ノロウイルス感染における潜伏期間(感染から発症までの時間)は24~48時間で,吐き気,嘔吐,下痢,腹痛が主な症状で,発熱は一般的に軽度(37℃~38℃)です。特に,突発的な吐き気や嘔吐が特徴的で,室内等で嘔吐をして,環境を汚染する原因となります。通常は,これらの症状が1~2日続いた後,治癒し,後遺症は残りません。感染しても症状がでない場合(不顕性感染)や軽い風邪や悪寒、あるいは吐き気だけのような症状の場合もあります。一方,高齢者や乳幼児では,嘔吐物による窒息や誤嚥性肺炎により死亡する例がまれに認められています。
ノロウイルスから身を守るために、まずは感染経路を知ることが大切です。
経口感染(食中毒)
ノロウイルスに汚染された食品を口にすることで感染するケース。特に、ノロウイルスを保有しやすい牡蠣やアサリなどの二枚貝を生食したり、加熱が不十分な状態で食べることで感染します。また、食品取扱者がノロウイルスに感染したことに気付かず、ウイルスが付着した手指で調理や配膳をし、それらを口にしてしまうことで感染する場合もあります。
接触感染
感染者の排泄物や嘔吐物に直接触れた手指にウイルスが付着し、何らかの拍子に体内に侵入することで感染するケース。また、感染者が排便後に十分に手洗いをせずに触れたドアノブや家具などを介して感染することもあります。
空気感染
感染者の排泄物や嘔吐物が速やかに処理されず乾燥してしまった場合、ウイルスは埃に付着して空気中に漂ってしまいます。それを吸い込んだり、体に付着したものが口から入ることで感染するケース。
急な吐き気や嘔吐、下痢などの症状に襲われるノロウイルスは、10~100個の少量でも感染してしまうほど感染力が強いのが特徴です。また、ノロウイルスは体外に排出されてからも、しばらくは自然環境下で生存し続けます。そのため、嘔吐物や排泄物の処理が適切に行われずに乾燥すると、ウイルスを含んだ粒子が空気中に舞い上がり、そばを通った人が吸い込んで感染してしまう恐れがあります。これが「空気感染」と呼ばれる感染経路で、学校や施設などで集団感染が起こる原因の一つとなっています。特に閉めきった室内や、エアコンや扇風機の使用中は、ウイルスを含んだ粒子が蔓延するため、いっそう空気感染を引き起こしやすくなります。
感染者のトイレでの排泄物には、1gあたり1億個以上のノロウイルスが含まれているといわれます。感染者がトイレで嘔吐や排便した後、ふたをせずに水を流すと嘔吐物や排泄物に含まれたウイルスが便器の外に飛び散り、それが乾燥して塵や埃と共に浮遊した粒子を吸い込むことで空気感染する場合があります。そのため、感染者がトイレを使用する時は、カバーを閉めてから流すように推奨されています。
また、ふたの内側や便座、床などは飛散したウイルスで汚染されている可能性が高いと考えられています。こういった場所は掃除の時に触れることが多く、手指を介して接触感染してしまう恐れがあります。そのため直接触れないように注意しながら、ふたの内側や便座などはウイルスの不活化に有効な次亜塩素酸水を使用してこまめに消毒を行いましょう。
現段階では、ノロウイルス感染症そのものに効く薬はなく、嘔吐や下痢、発熱などそれぞれの症状に合わせて対処療法を行い、回復を目指します。吐き気や嘔吐には制吐薬、発熱には解熱剤を処方されるのが一般的です。なお下痢に対しては、腸内環境を整えるために整腸剤は処方されますが、下痢止めは極力使用しないことが望ましいとされています。というのも、下痢は体内にいるウイルスを排出しようとする生理的な反応のため、止めないほうが病気の回復も早いと考えられているからです。
ノロウイルス感染症でもっとも心配なのは、嘔吐や下痢によって体内の水分が失われ、脱水症状を起こしてしまうことです。経口補水液やスポーツドリンクをこまめに飲み、しっかり水分補給をしましょう。
尿が5~6時間でない場合は脱水症状を起こしている可能性が高いです。すぐに医療機関へかかり、点滴などの処置をしてもらいましょう。
看病する際は、ウイルスを含んだ飛沫を吸い込んだり、身体に付着したりするのを防ぐため、使い捨てのマスクや手袋、エプロン、足はビニール袋で覆うなどして対応をしてください。感染者と接触した後は石けんを使ってしっかり手洗いをしましょう。
消毒というとアルコール消毒が思い浮かびますが、アルコール消毒をすれば万能だということではないようです。ノロウイルスはアルコールでは死滅しない菌の一つです。
ウィルスにはエンベロープという膜を持つものと持たないものがあり、この違いがアルコール消毒が効くか効かないかの違いになります。
ウィルスが感染し、細胞の中で倍殖すると、ある程度倍殖すると、新たな宿主を見つけてウィルスが外に飛び出そうとします。この時に細胞の膜を突き破ろうとするので、ウィルスが細胞膜に包まれて出ていきます。細胞膜は脂質が主な成分でできており、ウィルスのエンベロープは脂質を中心とした成分でできています。ウイルスルは脂質を溶かすことができるので、エンベロープのあるウィルス膜を破壊することができ、ウィルスの感染力を無くすことができるのです。
インフルエンザをはじめとする大部分のウィルスはエンベロープを持つウィルスですが、ノロウィルスは、エンベロープを持たないウィルスのため、アルコールが効かないということになります。
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“名前通りのウィルスキラーですね、殺菌力がアルコールとは違う気がします。明らかにアルコールでは消えない臭いの消臭にもトイレには必需となっています。アルコールだと手が荒れますが、次亜塩素散水はハイターのような塩素臭いもなく、肌に優しい感じがします。”
“家族には感染させたくなく、トイレ・台所・風呂場等どうしても共同で使う場所には1本ずつ置いて使用しています。無くなるのが怖いので業務用5L入りを補充して使っています。”
◆まとめ◆
●経口補水液で脱水症状を防ぐ
●脱水症状の場合には受診を(尿が5~6時間ない、嘔吐を繰り返す)
●次亜塩素酸水でしっかりと除菌
●エアコンなどで散らすのではなく、換気をして逃がす
このような感染防止は新型コロナウィルスやインフルエンザにも有効です。大切な家族に蔓延しないためにも、ウィルス菌をしっかりと除去し、色々なウィルスが蔓延する冬を乗り越えていきましょう!
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