3月16日午後11時36分頃、福島県沖を震源とするマグニチュード7.3の地震が発生し、宮城県、福島県で最大震度6強を観測しました。
日本は特に地震大国と言われるほど地震が多い国ですが、現在世界各地でも地震や火山の噴火が頻発しています。
そして、30年以内に70%の確率で「首都直下地震」や「南海トラフ地震」が起きると予測されています。
つまり、いつ地震がきてもおかしくないという現状なのです。
本日は「災害の時に取るべき行動」「備えておくべき防災グッズ」についてお話させていただきます。
自分や大切な方の命を守るため、正しい知識を身に着けておきましょう。
首都直下地震の被害予想
【首都直下地震とは】
東京都周辺の首都圏に最大級の被害をもたらす可能性のあるマグニチュード7クラスの大地震のことです。東京を中心とする首都圏は、国の政治、行政、金融、経済などの中枢機能が集中した地域であることから、いったん大地震により大きな被害を受け中枢機能が損なわれると、その影響は国内のみならず海外まで広く及ぶことが懸念されています。
もし首都直下地震が起きた場合、死者約2万3,000人、要救助者約7万2000人と予測されています。
発災直後は約5割の地域で停電、1週間以上不安定な状況が続き、固定電話・携帯電話とも、輻輳のため、9割の通話規制が1日以上継続する恐れがあります。
上か水道も都区部で約5割が断水。約1割で下水道の使用ができない可能性があります。
南海トラフ地震の被害予想
【南海トラフ地震とは】
駿河湾から遠州灘、熊野灘、紀伊半島の南側の海域及び土佐湾を経て日向灘沖までのフィリピン海プレート及びユーラシアプレートが接する海底の溝状の地形を形成する区域を「南海トラフ」といいます。
この南海トラフ沿いのプレート境界では、1.海側のプレート(フィリピン海プレート)が陸側のプレート(ユーラシアプレート)の下に1年あたり数cmの速度で沈み込んでいます。2.その際、プレートの境界が強く固着して、陸側のプレートが地下に引きずり込まれ、ひずみが蓄積されます。3.陸側のプレートが引きずり込みに耐えられなくなり、限界に達して跳ね上がることで発生する地震が「南海トラフ地震」です。1→2→3の状態が繰り返されるため、南海トラフ地震は繰り返し発生します。
もし南海トラフ地震が起きた場合、死者約32万人、経済損失額は約20兆円と予測されています。
規模をひと言で言うなら、2011年に起きた東日本大震災の10倍以上です。
国民の半数が被災することが懸念されております。
災害時に取るべき行動
1.身の安全を守る
大きな揺れが続くのはせいぜい1分程度。急いでテーブル、机、ふとんなどの下にもぐりましょう。あわてて外に飛び出さないことが大切です。
2.火の始末をする
揺れが小さい場合はただちにガスやストーブの火を消し、コンセントを抜きましょう。揺れが大きいときは揺れがおさまってから火の始末をしましょう。地震による二次災害を回避しましょう。
3.脱出口を確保する
ドアや窓が変形して開かなくなることがあるので、揺れの合間をみてドアや窓を開けて、逃げ道を確保しておきましょう。特に中高層住宅の場合は忘れずに行いましょう。
4.危険なときは避難する
避難指示があったときは急いで避難しましょう。指示がなくても、激しい揺れで家具が倒れるなど危険を感じたときや、火災が発生して火が天井まで燃え移ったときは、ただちに避難してください。
5.正しい情報を集める
災害時は誤った情報が流れることがあります。その後の対処を間違わないためにも、ラジオなどで正しい情報を入手するようにしてください。また、しばらくの間は余震の危険がありますので、倒れかけた家や危険な看板などには近づかないようにしましょう。
備えておくべき防災グッズ
【防災バッグ】
もしも避難が必要になった時、さっとすぐ持って避難できる防災バッグが非常に役立ちます。
安全に避難できるよう最低限必要なものを入れておきましょう。
▽ラピタスマート防災セット
【非常用食料品】
電気やガス、水道などのライフラインが止まった場合に備えて、普段から飲料水や保存の効く食料などを備蓄しておきましょう。
▽尾西の長期保存食詰め合わせ 11食セット
【発電機】
災害は停電を引き起こすケースも多く、そうしたとき電化製品を使えなくなります。電気が使えない状態が続くと、心身に大きな負担がかかるでしょう。必要な情報を収集できない事も懸念されます。発電機は命をつなぐ大きな役割を果たします。
▽ケーター パワーボックス50
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