「オミクロン株」は、細胞に侵入する際の足がかりとなる「スパイクたんぱく質」に26~32か所の変異があり、抗体の攻撃を逃れたり、感染力が強くなったりしているおそれがあるとしており、国立感染症研究所では、これまでよりも感染力が高まることやワクチンの効果の著しい低下、それに再感染のリスクの増加などが強く懸念されるとしています。
ファイザーのブーラCEOは、すでに新たなワクチンを作る作業は始まっている」と述べたうえで「100日以内にできるだろう」との見通しを示しました。
一方で「変異ウイルスのデルタ株やベータ株に対しても新たなワクチンを作ったが、現在のワクチンもこれらの変異ウイルスに対して高い効果を示したので、使う必要がなかった。新たなワクチンを使うとすれば、オミクロン株に対して現在のワクチンが、効果がないとわかったときだけだ」として、新たなオミクロン株対応のワクチンが必要になるかどうかはまだわからない、という見方を示しました。
ファイザーとともにワクチンを開発した、ドイツの企業、ビオンテックのシャヒンCEO=最高経営責任者は、ファイザーが開発したワクチンがデルタ株を含めたほかの変異ウイルスに対して、重症化を防ぐ効果を示している点から従来と同じように3回目のワクチンの追加接種を進める重要性を強調しました。
これらのことからまだ、オミクロン株の詳細なデータが集まったわけではないので、今後の動きを常にチェックすることが重要です。
私たちに出来る感染対策を従来通り行っていくことが、今やるべきことではないでしょうか。
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制作日:2021年12月3日