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1月12日現在、オミクロン株による感染が拡がり日本国内での新型コロナの新規感染者数が1日1万人を超えました。事実上第6波の、6回目の感染拡大といってもこれまでと何が違うのでしょうか?現時点でオミクロン株についてわかっていることをまとめました。
日本国内でも1日ごとに感染者数が爆発的に増加していることから、非常に感染力が強いことが伺えます。日本よりも先にオミクロン株による市中感染が拡大した欧米諸国では、かつてない規模の流行を迎えています。仮に、ワクチン接種率は日本と同じであるデンマークが、1か月で5倍の規模に感染者数が増えたことを考えると、日本でも同規模の感染拡大が起こることは、可能性としてはあり得るのかもしれません。
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一方で、これらの欧米諸国では今のところ新規感染者数と比べると死亡者数の大幅な増加は見られていません。これまでの流行と比べると、現時点での感染者数に占める死亡者数の割合は明らかに低くなっています。複数のエビデンスがそろってきており、オミクロン株の感染者は、デルタ株と比較して入院リスクが0.2倍、重症化リスクが0.3倍であった、とのことです。これらの結果はワクチン接種や自然感染によって得られた免疫の影響が大きいと考察されていることから、ワクチン接種をしていない人は特に注意をしましょう。
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