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オミクロン株による感染拡大は全国的に最多の感染者数を日々更新しています。拡大に伴い、東京都では自宅療養者3万を超え、今後も増えることが予想されています。いつ誰がかかってもおかしくない、今回の第6波。どんなに対策を行ったとしても、自身が新型コロナウイルス感染症に感染したり、身近な人が感染して濃厚接触者になったりする可能性が、誰にでもあります。いざ自宅療養や隔離になった際には、外出ができずに身動きがとれません。非常事態を想定して、あらかじめ備えておくと、いざという時も安心して過ごせます。
自宅療養期間は最短でも10日間が目安とされていますので、その分の備えが必要になってきます。自宅療養を終えた方の体験談をもとに「必要なもの」をご紹介します。
もしかして・・・と思ったら抗原検査でチェック!
<水分補給できるもの>
<体調がすぐれない時でも食べやすいもの>
<調理不要で簡単に食べられるもの>
自治体による配食サービスは、感染者数の急増に伴い時間がかかるので、自力で調達する必要があります。ネットスーパーなどの配送サービスを利用することもできますが、玄関前においてもらうなどして配送者と直接接触しないようにしましょう。高熱がでることが多く、脱水症を防ぐために水分補給は必須です。オミクロン株はのどの痛みが特徴的になり、食べ物や飲み物を飲み込みにくいと言われています。できるだけ、やわらかくて食べやすいお粥などを用意するようにしましょう。ウイルスなどの感染症に罹ると、著しいエネルギーとタンパク質が消費されますので、少しでもカロリーが摂れるものをおすすめします。少し回復して食欲がでてきたらカレーやラーメンなど通常の保存食もあると便利です。元気になったからと行って買い物にいくのではなく、隔離があけるまで外出は控えましょう。
☑アルコール消毒液などの除菌スプレー☑体温計☑パルスオキシメーター☑マスク☑手洗い石鹸☑ドライシャンプー☑汗拭きシート☑着替え☑ポリ袋☑使い捨て手袋やカッパ
洗面所・トイレは都度消毒が必要です。アルコール消毒液は多めに用意しておきましょう。ご本人(感染者)が触れるものの表面(ベッドサイド、テーブル、ドアノブなど)は家庭用除菌スプレー(消毒用アルコール)などで、1日1回以上、拭きましょう。マスクは家庭内でも常に装着するようにしましょう。
体温計は地域によってはホテル療養時にも持参します。症状の重症度を分ける酸素飽和度を測るパルスオキシメーターも便利です。看病をする人は感染に気を付けた服装をする必要があります。飛沫・エアロゾル感染を防ぐために、マスク・ゴーグルを着用し、ビニールのカッパのような全身を覆うようなものを着ます。高熱が出た場合は汗が出るので、着替えの際に汗拭きシートがあると便利です。着替えは多めに用意し、汗で濡れた下着やパジャマはこまめに替えて、体が冷えないように気をつけましょう。ティッシュなどのご本人(感染者)が使用したゴミはきちんとポリ袋に入れて、ごみ袋は空気を抜いて、しっかりしばって封をして捨てましょう。
基礎疾患がある方は常備薬はかかりつけ医に相談のもと備えましょう。自宅療養中にお薬が不足することがないよう準備してください。
オミクロン株の特徴である、のどの炎症が強い場合は冷やすと和らぎます。具体的には、冷たいゼリーやアイスクリーム・プリンなどものどの刺激が起こらない範囲で使用するとよいでしょう。またトローチやあめものどの痛みを和らげるのに有効です。加湿にも十分注意しましょう。
万が一感染が疑われる場合に、それが新型コロナウイルスによるものである可能性があるのかどうかを把握して、適切な行動につなげていくためのツールとして、セルフチェックができる抗原検査キットを活用しましょう。症状が出てから購入に行くのは感染を広げる可能性があります。いつでも検査できるように、人数分を準備しておきましょう。
症状が出たときはまず保健所へ連絡が必要です。自宅療養中、体調が悪化・急変したときは救急、各都道府県、自治体の緊急相談窓口などへ連絡しましょう。 オミクロン株は極めて感染力が強く、私たちもいつ感染してもおかしくありません。基本的な感染対策と万全の備えで、コロナ渦を乗り越えていきましょう!
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